採用にあたって
AIの登場によって「〇年後に無くなる仕事」という衝撃の予報が駆け巡り、⾃分の職選びを考える時に、仕事の将来性を考えるようになった⼈が多いと思います。そこで、岡⼭ネジ製作所の仕事の将来性がどうして光り輝いているのか?をお伝えしておきたいと思います。
⽇本はモノ作り⼤国であり、少⼦⾼齢問題という社会問題を抱える国でもあります。少⼦⾼齢問題というのは、単なる⼈⼝減少ではなく、寿命が延びて仕事を引退したけれど末永く暮らしている⾼齢者が増えていき、新しく⽣まれる⼦どもの⼈数が少ないため、⼈⼝全体における働く⼈⼝が減っていくという問題です。簡単に⾔うと、⼀⼈がたくさん働かないと全⼈⼝の暮らしを⽀えられなくなる問題なのです。
この社会問題に対して救世主となるのがAIであり省⼒化機械と呼ばれるロボットです。⼈がAIや省⼒化機械を活⽤することによって、本来10⼈20⼈いないとできなかった仕事を1⼈でできるようになると働く⼈の負担は⾼くならずに全⼈⼝の暮らしを⽀えることができるので注⽬されているのです。岡⼭ネジ製作所が加⼯した⾦属製品は、様々なところで活躍していますが、省⼒化機械にも使われています。今後⼈⼝が少なくなればなるほど需要が増えていく仕事と⾔えます。
岡山ネジのキャリアマップ
岡山ネジ製作所の上位職はマルチ・マシン・プレーヤーの先にあります。
では、どんなキャリアステップがあるのか。大きく分けると4つの方向性があります。
まず工場の要である「工程の設計者」「生産技術」です。
岡山ネジ製作所はお客様から頂いた設計図や要望をもとに試作品を製作をします。「工程の設計者」や「生産技術」はどうやって製品を形作っていくのか、その過程を考える仕事です。形作る方法は自由ですが、この作り方次第で製品1つあたりにかかる製作時間やコスト、そして品質が大きく変わります。どんな作り方をすべきなのか、これまでの知識や経験、技術から最適解を導き出していくのが仕事です。
次に「品質保証」です。
岡山ネジ製作所の品質を守る仕事が「品質保証」です。それぞれの製品がお客様が求めている基準を満たしているかどうかを検査して、OKが出たものだけをお客様へ納品します。抜け漏れなく品質をチェックするためには製造で培ったものづくりをした経験は武器になります。またどうすれば良品を安定的に生産できるものづくりができるのか改善計画を考え、製造現場とコミュニケーションを取りながら進めていく部署でもあるので、人と接することが好きな人が活躍できる仕事です。
続いて「生産管理」です。
私たちのようなものづくりをしている会社では一般的には納期というものがあります。その納期までにお客様からの注文数を納品しています。そのため生産管理は工場全体の生産計画を立て、計画通りに生産が進んでいくように管理をします。工場内にある機械は一台でたくさんの種類の製品をつくることができるので、このタイミングでこの機械にはどの製品を担当させるのか?を計画します。また生産計画を立てるためには工場内の管理だけでなく製品の一部を生産してくれている外注さんや、お客様とのコミュニケーションも必要です。納期までに製品を届けられるように、社内外と協力して生産性向上に努めます。
最後に「設備保全」です。
設備保全は工場の内の機械を調整や修理をして、止まらない工場を作る仕事です。機械は基本的に自分を壊しながら動きます。使えば使うほど壊れたり不具合が生じたりするので、機械の状態によって適した処置を施していきます。機械が止まれば、その分生産が止まってしまいます。どれだけ早く復旧できるかは設備保全の技術に託されます。止まらない工場を実現するためのキーマンとして活躍できます。
そしてこれらのキャリアを積み重ねた先には、リーダーなどの管理職の道が用意されています。管理職はどうすれば各部署の仕事が円滑に進むのかを考え、仕組みづくりを行います。現場の一人ひとりがより多く製品を作るためにはどうすればいいか、怪我をしない安全な環境をどうやったらつくることが出来るか、どうすればそれぞれがよりコミュニケーションをとることができるのか。改善活動を実施し、働きやすい職場づくり、風土づくりを行う中心的な存在です。
求める人物像
同じ働くなら
高い技術力で選ばれ続ける
会社に属したい人
岡山ネジ製作所が扱う製品は多くの場合規格が決まっていて、製品による差別化はできない。しかし製法は差別化することができます。技術力を磨き、製法を工夫することで圧倒的な低コストを実現することが、岡山ネジ製作所を選ばれ続ける会社にした理由です。世界中を探しても岡山ネジ製作所しか造っていない商品もあります。高い技術力により世の中に価値をつくり、貢献がしたい気持ちのある人に向いている会社です。
小さな町工場が
企業へと生まれ変わる
瞬間を共に創りたい人
創業より岡山ネジ製作所はお客様の難しい要求に対して、技術力で応えてきた会社です。ずっと小さな町工場として少しずつ成長し続けてきて今、急成長期が訪れています。世界中で新型コロナウイルスによる混乱が収まらぬ中、私たちにしかできない仕事が集まっています。今こそ、社内の仕事の進め方を体系化し、社内組織体制を整え、企業体へと成長を遂げる時です。社内を整えていくための人材を求めています。
一人で速く進むより、
遠くを目指すために
チームを求める人
岡山ネジ製作所は技術力が武器の会社のため、社内には自らの技術力を研ぎ澄ませていくことを優先する社員も少なくありません。しかし、ここから企業体への成長を遂げるために、私たちはチームで勝てる組織づくりをしていく必要を感じています。たくさんの人に助けられながら成長し、成長した人は仲間を助け、育てる人になるチームです。一人で進む方が速く進めますが、強固なチームは一人では到達できないところまで進むことができます。
社員インタビュー
お客様の要望を満たすものづくりを行い、
会社の未来を見据えひとづくりをする
製造部
大倉リーダー
経歴:12年目
ボタン1つで金属の塊が、
製品に形を変えることに魅了された
金属加工は専門的な機械を使い、図面に沿ってお客様が求める製品を形作る仕事です。機械は入力されたプログラムによって動き様々な角度から材料を削ったり、穴をあけたりして製品を作っていきます。ボタン1つで操作をするので簡単にものづくりをしているように見られることもありますが、実はとても奥深い仕事です。製品を形作るといっても、どこから製品を削り始めるのか、穴の深さはどれぐらいにするのか。どの角度でどのぐらいの直径でとすべて機械にプログラミングをして初めて機械は動きます。このプログラム設計次第で製品1つ当たりのコストや製作時間が大きく変わるので、お客様の要望を実現する最適解を導き出すには経験と知識が必要です。入社後初めて先輩に教えてもらいながら機械を操作した時、金属の塊がボタン1つで製品に形を変えて出てきたときにスゴイと感動したことをよく覚えています。最初はたくさんの仕事を覚えるので精一杯でがむしゃらに働いていましたが、経験を積めば積むほど頭の中で想像した形を実際に作り出せるようになっていました。頭の中でイメージしたものが、思った通りに形作られたのを見てより金属加工の面白さを味わえた気がします。
工場の戦闘力を上げるための
マネジメントを行う
今は製品作りだけでなくグループ内の生産工程も管理しています。納期までに必要な数を効率的に生産するには、どの順番で取り掛かるのがベストなのか、1勤(日勤)、2勤(準夜勤)、3勤(夜勤)それぞれの計画を立て生産目標数を決めています。生産計画と聞くと納期から逆算をして1日に必要な数を割り出していると思うかもしれませんが、それだけで決めているわけではなくもう1つ意識していることがあります。それは現場の一人ひとりの出来ることを増やし、個々の戦闘力を上げることです。例えば1日100個作っている人が、1日110個作ることが出来るようになる。たった10個の違いに見えるかもしれませんが、工場全体で考えればとても大きな変化です。それぞれが出来ることを増やすために、どう取り組むべきか。問題が起きたときにどう改善すべきか。チームでコミュニケーションを取りながら一緒に考えることを大切にしています。初めてのことに挑戦する時に人は誰だってミスをします。その時にミスや失敗を指摘するのではなく、同じことを繰り返さないためにどうすべきかを考えてマネジメントしているつもりです。どうやればチームの戦闘力を上げられるのか、人によって適した指導方法は異なり難しいですが、教えた人の成長度が見えたときにやりがいを感じます。
岡山ネジ製作所を支える
次世代のルーキーを育て続けたい
工場全体で話しやすい空気づくりをすることを意識しています。お客様から新しい要望があればそれをどうやって実現させるのか考え、時には試行錯誤が必要です。どうやったらより良い製品を作れるか、よりミスなく作れるか。現場の一人ひとりが考え、行動できるチームを目指しています。私はどんどん新しい世代へ仕事を任せていきたいと思っています。たくさんの挑戦をして、得た気付きをチームで共有することでより良いものづくりができる。だからこそ新人さん、ベテランさんなど立場に関わらず仕事に対して自分なりの意見を持って取り組んでくれる人が岡山ネジ製作所では活躍しているので積極的に仕事へ取り組んでくれる仲間が増えると嬉しいです。チーム内で切磋琢磨をしながら将来の岡山ネジ製作所を支える人材を育てることが、今の私のやりがいです。
1日のスケジュール
- AM
-
8時25分~午前中まで
- 2勤、3勤からの業務の引継ぎと生産進捗状況の確認
- 1日の生産工程の段取り
- 加工機の準備、操作
- 加工機の稼働中に製品の梱包・機械加工後の製品への処理作業
お昼休憩
- PM
-
午後~17時10分
- 加工機の準備、操作
- 加工機の稼働中に製品の梱包
- 2勤、3勤への引継ぎ
周りから安心して仕事を任せてもらえる
プロフェッショナルを目指す
品質保証
車田
経歴:6年目
岡山ネジ製作所の信頼を守る仕事
岡山ネジ製作所ではまずお客様からいただいた図面や資料をもとに試作品を納品します。その後お客様から本格的な注文が入れば、量産品を作るという流れで仕事を進めています。品質保証は名前の通り製品の品質を守ることが仕事です。そのため製品をお客様に納品する前に検査をして製品の品質をチェックすることはもちろんですが、量産品を作り始める際には安定的に製品の品質をどうやって管理するのかも考えなくてはいけません。量産品は1個だけ品質が良いものが作れれば良いわけではなく、お客様が注文した数を作り続けなくてはいけません。金属加工は機械が材料を削って製品を作るので、設備に異常がおきたり、切削工具が破損したりしてしまいます。だから定期的に完成品の状態をチェックして機械の刃物に変化が生じてないかを調べることも大切です。この調べるタイミングを計画し、しかるべきタイミングで検査をすることも品質保証部の重要な仕事です。他にも様々な業務があるので対応する難しさはあるかもしれませんが、私たちが岡山ネジ製作所の信頼を守っていると思い、日々仕事に励んでいます。私は入社するまでものづくりについての知識がほとんどなかったので、わからないことだらけでした。最初は書類の読み方から教えてもらいましたが周りに助けてもらいながらもうすぐ入社6年目を迎えます。まだまだ品質保証は奥が深く、勉強することが多いなと感じています。
改善が目に見えて分かることが
やりがいに繋がる
金属加工した製品の一部にどうしても出荷できない製品が出来てしまいます。毎日の不具合品数をデータ管理しているので、どうすればもっと改善できるのか製造とよく相談しています。原因を考え、仮説を立てて1つずつ試していく。その結果どうだったのかまた相談をして試していくことの繰り返しですが自分が提案した対策によって前回よりも不良率が改善された時は、会社の利益に貢献できていると実感出来てやりがいを感じます。品質保証は改善案を考えるだけではなく、製造現場の人達の協力を得られるように働きかけることも重要です。どう伝えれば相手にわかりやすく伝わるのか、気持ちよく協力してもらえるのか。伝え方1つで結果が変わることもあるので、試行錯誤しながら仕事をしています。少しずつ改善の方法について想像できるようになってきたので、対策を現場任せにするのではなく、対策チームの一員として一緒に改善活動に加わることを大切にしています。
品質保証部だけじゃなく、
製造を経験して活躍できるフィールドを増やしたい
私は入社後すぐに品質保証部に配属されたので、製造のことについてはまだ知らないことが多いです。だから一度製造の現場で経験を積んで、また品質保証部に戻ってくることが今の目標です。岡山ネジ製作所は会社全体がアットホームな雰囲気で、自分の意見を話しやすい、むしろ意見を言うことを歓迎している会社だと感じています。頑張った分だけ出来ることがどんどん増えて、その分しっかりと評価もしてもらえる。挑戦することを応援してもらえる環境です。私も入社直後は未経験からのスタートでした。未経験でも一生懸命仕事をすれば、周りが助けてくれる環境です。先輩から助けて頂いた分、次は私が新人さんに頼ってもらえるような先輩になれるようにこれからも仕事を頑張っていきたいですね。
1日のスケジュール
- AM
-
8時25分~午前中まで
- 社内外からの業務の引継ぎ
- 製品の検査
- 書類業務
- 検査書の確認
- 測定器の管理
- お客様への報告書の作成
- 不具合の連絡
- 前日に発生した社内不具合品の確認、
聞き取り
お昼休憩
- PM
-
午後~17時10分
- 社内外からのメールチェック
- 出荷用のサンプル検査
- 書類業務
- 測定器の管理
- お客様への報告書の作成
- 不具合の連絡
- 現場パトロール
募集要項
- 職種
-
マシンプレイヤー
- 募集
-
精密部品の機械加工・品質管理
- 採用学科
-
全学部・全学科
- 提出書類
-
エントリシート
- 選考方法
-
岡山ネジ製作所の仕事をより理解しやすくするために
弊社オリジナルの体験型選考をご用意しています。 - 採用実績校
-
岡山大学・香川大学・岡山県立大学・川崎医療福祉大学・愛知工業大学・
大阪工業大学・神奈川工科大学・岡山理科大学・京都学園大学・大阪松陰女子大学・
ノートルダム清心大学・金沢学院大学・公立鳥取環境大学・倉敷天城高等学校・岡山南高校・
古城池高校・芳泉高校・玉島高校・児島高校・倉敷工業高校・岡山工業高校・
水島工業高校・倉敷商業高校・岡山理科大学附属高校・関西高校・岡山南高校・総社南高校・
岡山東商業高校・倉敷高校・就実高校・他 - 賞与
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年2回(7月・12月)
- 昇給
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年1回
- 福利厚生
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各種社会保険制度
- 教育研修
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メーカー主催研修制度・社内研修制度・社外セミナー参加制度
- 技術検定
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技能検定・品質管理検定等受験制度